債務整理をして「官報」に載ると全国民にバレるのですか

官報

官報を通して親戚に自己破産がばれることはない!

自己破産など債務整理を行うと官報に掲載されることになります。官報は政府が毎日発行している冊子のことで破産に関する裁判の情報だけでなく、法令の制定などの情報なども掲載されています。これらは紙媒体、もしくはインターネットなどで閲覧することができることから、バレてしまうのではないかという不安につながりますが、周囲の人にいずれ破産をするかもしれない、自己破産の申請をしたなどのことを言わない限りは、官報を毎日のように閲覧されず、官報に載ったからといってバレてしまうということはありません。こうしたものは債権者などの当事者や金融機関などが見るものであり、一般の人はお金を払って閲覧することになるため、わざわざお金を出してまで見る人はほとんどいません。

官報に何が掲載されるの?いつ掲載される?

実際に掲載される情報としては、債務整理を行った人物の氏名や生年月日、その人物が住む家の郵便番号や住所、電話番号といったパーソナルな情報の他にも、再生や破産などといった官報の掲載内容、実際に宣告を決定した年月日、個人再生の計画認可といった補足的な内容、その手続きを行った裁判所の場所、これらのことが官報に掲載された日などが書かれています。

官報に載るタイミングとしては、個人再生による債務整理を行った場合には、再生手続きをスタートさせた時、書面による決議をした時、再生計画の認可が下りた時、この3回となります。自己破産をした時は破産手続きの開始が決定した時、免責が決定した時の2回です。いずれの場合も決定の公告から2週間後に官報に掲載され、1か月間閲覧することができます。

自分の氏名や生年月日、家の場所など様々なことが白日の下にさらされ、不安を感じる人は多くいますが、わざわざそれを悪用する人はまずいません。まして、見知らぬ人がこの情報を知り、脅しをかけたとしても、多くの人は弁護士に依頼しているため、弁護士に相談されてしまいます。生きていくのが大変になるということはありません。